【イン率が低い】桐生競艇場の水面特徴や入着率から予想ポイントを解説

桐生競艇場は、群馬県のみどり市にある競艇場です。水面が近く、迫力のあるレースを観ることができるとファンから人気の高い競艇場のひとつで、通称BOATRACE桐生。

日本最北にある競艇場で、初開催は1956年11月と全国の競艇場の中で最も新しい開催場です。

そんな桐生競艇場を攻略し、予想を的中させたい！という人のために今回は水面の特徴や、モーター点検情報まで徹底解説します。

 

桐生競艇場の水面とコースの特徴は？

阿左美沼に隣接しているので、水面は基本的に沼で水質は淡水です。コースはプール型で硬い水面のためモーター性能が結果に反映されやすいという特徴があります。

しかし、他の競艇場と比べて標高が高く気圧が低いため、モーターの回転の上がりが遅いと言われています。また、減音機を採用しているためモーターパワーが出にくくなっています。

淡水は、体重の軽いレーサーが有利な水面です。

男女の体重制限は、男子が51kg、女子が47kgとかなり差があります。そのため、女子レーサーでも1着を十分に狙える可能性があります。

男子レーサーのレースでも、体重差やモーター情報に注目してみてください。

 

【季節別】入着率データをもとに桐生競艇場の予想ポイントを紹介！

桐生競艇場は、全国平均で見てもイン率の低い競艇場の1つです。その理由になっているのが赤城おろしと呼ばれる強い風。

桐生競艇場を攻略するには季節ごとの特徴をしっかりと押さえることが重要です。

*参考：BOAT RACE オフィシャルウェブサイト｜ボートレース場データ

 

春季のコース別入着率からみる予想ポイント（3〜5月）

コース	1着	2着	3着	4着	5着	6着
1	57.1	14.6	10.0	6.9	6.3	5.0
2	14.1	29.0	18.5	14.1	12.1	11.9
3	12.7	22.6	19.5	14.1	16.4	14.3
4	9.5	15.9	20.6	21.4	17.7	14.6
5	5.4	13.2	18.0	22.9	22.9	17.3
6	2.1	6.1	14.9	21.8	24.4	30.3

（集計期間：2022/03/01～2022/05/31　単位：％）

桐生競艇場の春季は「赤城おろし」と言われる強い風が吹きます。1マークに白波が立つようになると、安定板を使用したレースが行われます。安定板を着用したレースでは、水面の抵抗が大きくなるのでインコースが有利となります。

そのため、春季の1コースの1着率は57.1と年間を通して最も高い数値となっています。

 

夏季のコース別入着率からみる予想ポイント（6〜8月）

コース	1着	2着	3着	4着	5着	6着
1	53.2	16.6	8.8	8.7	7.0	5.4
2	11.6	27.7	19.7	16.6	13.8	10.3
3	13.6	24.4	19.1	16.1	13.0	13.5
4	12.6	12.3	20.9	21.4	17.1	15.4
5	8.1	12.2	18.9	21.5	22.8	16.2
6	1.3	7.4	13.4	16.4	26.1	35.1

（集計期間：2022/06/01～2022/08/31　単位：％）

夏季の桐生競艇場の水面は穏やかになります。

気温が高くなるにつれてモーターの回転が上がりにくくなってきます。そのため、助走距離が短いイン勢の行き足・出足が悪くなりがちです。

その結果は数値にも明らかで、1コースの1着率は春の57.1から大きく低下した53.2%となっています。

 

秋季のコース別入着率からみる予想ポイント（9〜11月）

コース	1着	2着	3着	4着	5着	6着
1	50.1	19.9	10.6	6.7	8.0	4.4
2	13.9	23.8	17.9	17.2	14.5	12.4
3	13.4	21.2	20.6	17.5	13.7	13.2
4	14.1	15.5	17.5	19.3	19.6	13.7
5	7.2	13.7	21.0	22.1	19.3	16.4
6	2.3	7.2	13.6	18.4	25.2	25.2

（集計期間：2022/09/01～2022/11/30　単位：％）

秋季の1コースの1着率は年間を通しては最も低くなります。

秋の終わりごろから春にかけてはかなり強い風が吹くので水面が荒れ、インが決まりにくく荒れやすい状態になるのです。

赤城おろしが吹き荒れるレースでは、まくりが上手い選手、地元選手を予想に入れるのは効果的かもしれません。

 

冬季のコース別入着率からみる予想ポイント（12〜2月）

コース	1着	2着	3着	4着	5着	6着
1	53.9	19.0	9.1	7.8	5.6	4.3
2	12.8	27.1	19.6	14.6	15.6	10.0
3	14.7	21.8	18.0	14.9	14.4	15.9
4	10.4	17.2	19.0	23.4	16.8	12.9
5	5.5	9.7	20.5	24.1	21.3	18.5
6	3.1	5.9	14.7	16.4	27.0	32.6

(集計期間：2021/12/01～2022/02/28　単位：％）

桐生競艇場のモーター交換時期は12月ですので、直近数ヶ月はモーターの良し悪しが結果として現れやすいです。

もちろん乗る選手にもよりますが、前節は誰が乗っていたモーターなのかなどもチェックするとより予想しやすいでしょう。

また、桐生はナイターだということも考慮しなくてはいけません。

 

桐生の大スター！覚えておきたい支部最強選手

年間を通して、ナイターを開催している群馬県の桐生競艇場。標高が高いところにあり、モーターもパワーが出にくいことから選手の腕次第で結果を大きく左右する競艇場です。

そんな桐生で活躍する群馬支部最強選手といえばこの2人！

• 毒島 誠
• 大澤 普司

言わずと知れた毒島選手に、大澤選手。

2022年は、尼崎で開催されたオーシャンカップで群馬支部の椎名選手が優勝するなど桐生にはたくさんの有力な選手がいます。

 

桐生競艇場のレース結果はどこで見る？ライブの確認方法は？

桐生競艇場のレース結果やライブ中継、リプレイはBOAT RACE 桐生 Official Siteで確認できます。

車で行くのがおすすめ！桐生競艇場のアクセス方法

桐生競艇場は、少し距離があるので車でのアクセスがおすすめです。

無料駐車場も完備しているので、入場料さえ持っていれば到着してすぐに入場できます。それぞれ桐生競艇場の住所は以下の通りです。

桐生競艇場はナイター開催なので、お昼からしか開いてないと思っている人もいますがそんなことはありません。

場外販売もおこなっていますので、桐生自体は朝の7:30から開いています。桐生でのレースが始まる前に他の競艇場のレースも楽しめるのです。

朝早くから参加して最終レースまでなんて人も多いので、ボートが好きな人はぜひ訪れてみてください。

 

桐生競艇場でナイターを思いっきり楽しもう！

ドラキリュウの名で親しまれる桐生競艇場のナイター。

最終レースが近づくにつれライトアップされより迫力満点の見た目になる会場に、より興奮すること間違いなしです。

水面の情報や、モーターの情報などデータを駆使することで、より当てやすくなりますし、選手の特徴を知ればもっと楽しめます。