【下関競艇場を攻略】水面の特徴や季節ごとの予想ポイントを徹底解説！

下関競艇場は山口県下関市に位置する、通年ナイター開催の競艇場です。

昼と夜で水面状況が大きく変化し、気温・水温も低くなる事からレース展開に影響を与えます。

また、全国平均の1コース1着は「55.0％」ですが下関競艇場は「59.5％」もあり、全国平均を上回っています。

しかし、「大潮の日」だけは水面にうねりが発生することもあるので注意が必要です。

本記事を最後まで読んでいただけると下関競艇場の攻略ができ、勝率アップに繋がりますので是非ともお見逃しなく！

 

下関競艇場の水面とコースの特徴は？

下関競艇場の水質は「海水」で浮力が大きく、あまり体重差の影響はありません。

また、コースの特徴として1マーク側に堤防があるため、潮の影響も少ないので走りやすい水面と言えます。

しかし、大潮の日の「満潮」時には1マークに「うねり」が発生することがあり難水面になるので潮の動きに注意が必要です。

下関競艇場のコースの特徴は「ピットと2マークが離れている」ことです。

そのため、「前づけ」しても助走距離が確保できるので進入隊形が乱れやすくなります。

スタート展示の進入隊形とピット離れに注目し本番レースの予想を立てるのがポイントです。

 

下関競艇場の各コースの入着率と予想ポイント【季節別】

下関競艇場は季節によってレース展開が異なりますので、季節別の入着率を押さえておくことが重要です。

また、下関競艇場は通年ナイター開催です。

日没前後でレース展開が変化するので、データから分析して予想しましょう。

*参考：ボートレース場データ｜BOAT RACE オフィシャルウェブサイト

 

春季のコース別入着率からみる予想ポイント（3〜5月）

コース	1着	2着	3着	4着	5着	6着
1	67.9	12.5	4.9	6.3	4.2	4.0
2	13.6	26.7	20.8	18.7	10.5	9.3
3	7.7	26.1	22.5	16.4	16.2	10.8
4	6.8	18.1	26.5	17.6	16.2	14.5
5	3.2	13.0	13.5	22.4	28.0	19.6
6	2.3	4.9	13.0	19.4	23.9	36.2

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（集計期間：2022/03/01～2022/05/31, 単位：％）

下関競艇場の春季は「向かい風」が多い傾向にあります。

しかし気温の変化も大きいため1コースの1着率が最も高い時期です。

また、下関競艇場のモーターは毎年3月に入れ替えが行われます。

3月から6月まではモーターのデータ不足になるので、選手の実力による勝率を元にスタート展示やその節の成績をチェックして予測しましょう。

 

夏季のコース別入着率からみる予想ポイント（6〜8月）

コース	1着	2着	3着	4着	5着	6着
1	61.5	13.6	8.3	6.7	5.2	4.5
2	11.9	20.4	20.0	18.9	15.6	13.0
3	7.6	23.1	23.6	19.8	14.9	10.7
4	10.9	22.9	16.4	18.0	15.3	16.2
5	7.0	11.9	18.2	20.6	23.2	18.8
6	1.5	9.0	14.6	17.2	25.9	31.5

（集計期間：2022/06/01～2022/08/31, 単位：％）

下関競艇場の夏季は強い横風が吹くことがあります。

その場合1コースの「逃げ」が決まりにくく、2コースの「差し」が決まりやすくなります。

データで見ると全体的に荒れないレースが目立つので、日没時間帯と風の変化に注目し予想しましょう。

 

秋季のコース別入着率からみる予想ポイント（9〜11月）

コース	1着	2着	3着	4着	5着	6着
1	58.8	18.3	7.3	7.3	5.2	2.7
2	15.4	25.8	16.3	16.5	13.3	12.5
3	7.8	20.3	20.7	17.5	18.4	15.0
4	10.5	16.9	22.8	16.9	18.3	14.3
5	5.6	13.2	16.6	21.9	23.6	18.7
6	2.9	6.8	17.7	20.7	21.1	30.5

（集計期間：2021/09/01～2021/11/30, 単位：％）

下関競艇場の秋季は特徴的な風は吹きませんが、1コースの1着率が最も低い時期になります。

それに伴い、2コースの1着率が最も高い時期なのでスタート展示をしっかり観察し「差し」が届くか見極めるのがポイントです。

冬季のコース別入着率からみる予想ポイント（12〜2月）

コース	1着	2着	3着	4着	5着	6着
1	61.6	16.4	7.3	6.4	5.1	2.9
2	11.1	27.4	20.9	17.2	12.7	10.5
3	11.0	21.9	22.9	17.8	13.2	13.0
4	7.1	16.5	21.3	19.5	20.1	15.1
5	8.5	12.7	17.7	20.0	24.1	16.8
6	1.4	6.5	11.7	20.5	25.5	34.2

（集計期間：2021/12/01～2022/02/28, 単位：％）

下関競艇場の冬季は夏季と同様に全体的に荒れないレースが目立つ時期です。

また、気温・水温が低くモーターの回転率が高くなるためインコースがかなり有利な条件が整います。

しかし、データで見ると入着率が分散している時期なので選手の調子やモーター性能をチェックし予測しましょう。

下関競艇場がある支部で強い選手は誰？

下関競艇場が地元の支部は「山口支部」です。

今回はその中でも有名な選手をご紹介します。

 

【関門のホワイトシャーク】白井 英治 選手

競艇界のトップレーサーで「関門のホワイトシャーク」の異名を持つ白井英治選手。

かつては「無冠の帝王」と呼ばれ苦しい時期がありましたが、2014年若松競艇場で開催された「ボートレースメモリアル」で念願のSG初優勝を果たします。

その時のスタートタイムが脅威の「コンマ0」を叩き出し一気に「まくり」を決めてそのままゴールしました。

その瞬間「無冠の帝王」の名に終止符を打ち、紛れもなく競艇界を先導する選手になったのです。

そして2018年6月「グランドチャンピオン」、地元山口県の徳山競艇場で2度目のSG優勝を果たします。

山口県初のSG開催で地元選手としてSG制覇できたことは特別な優勝だったことでしょう。

師匠は「競艇界のレジェンド」と呼ばれていた今村豊選手で、ハンドル捌きやキレのあるターンを受け継いでいます。

白井英治選手のプライベートでは、幼馴染の奥さんと5人の子供の大家族です。

とあるインタビューで「子供のことを最優先する良きパパです」と奥さんが答えているように、日々家族とファンのために全力でレースに挑んでいる人間性も素晴らしい選手です。

 

【競艇界一の慎重派テラショー】寺田 祥 選手

寺田祥選手の魅力の一つに競艇選手としてスタート事故を通算11回しかしていないことです。

2003年以前に9回、2004年以降は16年間で2回しかスタート事故を起こしていません。

気になる平均スタートタイミングですが「0.17」でそこまで速いわけではありませんが、スタート事故の比率で考えると圧倒的に信頼のおける選手だと分かります。

2017年8月の若松競艇場「ボートレースメモリアル」で悲願のSG初優勝を果たします。

そして現在では寺田祥選手の三女の「寺田空詩」さんが競艇選手デビューを果たし、親子ボートレーサーとしての注目を浴びています。

 

レース結果が知りたい！下関競艇場のライブ・リプレイを確認

下関競艇場のライブ中継やリプレイは公式サイト『ボートレース下関 オフィシャルサイト』で確認することができます。

なかなか競艇場まで足を運べないという方や、レースをもう一度見たいという方はぜひこちらをチェックしてみましょう！

 

下関競艇場の場所はどこ？アクセス方法も紹介

下関競艇場は〒752-8511 山口県下関市長府松小田東町１−１にあります。

第1〜4駐車場を合わせて1500台の駐車スペースがあるので安心できます。

また、下関市内各地に「無料直行バス」も運行しておりご利用可能です。

下関競艇場の遊び場｜ボートキッズパーク『Mooovi(モーヴィ)』

キャッチフレーズは「遊ぶことは生きること」

株式会社ボーネルンドがプロデュースするキッズパークは知育道具や育児用具など取り入れ、視覚・聴覚・触覚を刺激し発達を促します。

「ベビーゾーン」「アクティブゾーン」「チャレンジゾーン」「噴水広場」があり、幼児から大人まで幅広い年齢層が楽しめるスペースになっています。

利用料金は平日こども1日300円・土日祝こども1クール300円、大人1日300円で利用できるのでリーズナブルに楽しむことができます。

下関競艇場は競艇ファンだけではなく子供連れの家族での入場も多く、いつも賑わっている競艇場です。

地域に溶け込みアットホームな雰囲気があるので気軽に入場できます。