徳山競艇場の予想ポイントは？水面特徴やレース傾向から徹底攻略

徳山競艇場は、山口県下関市にあるボートレース場です。

周辺には美しい海と瀬戸内山脈が広がり、景色も美しいことで知られています。

また日本全国で行われるボートレースの中でも、徳山競艇場は高い人気を誇り、多くの人々が訪れます。

本記事では、徳山競艇場の水面の特徴や予想ポイントを解説します。

 

徳山競艇場の水面とコースの特徴は？

引用：BOAT RACE 徳山公式サイト

徳山競艇場（ボートレース徳山）の水面は海水で、1日の干満差が大きいという特徴があります。

そして徳山競艇場のコース特徴は下記の2つです。

• 第1ターンマークを旋回したあとのバック側が広い
• 穏やかな追い風が吹く日が多い

満潮や上げ潮の時間は不安定な水面となります。

このコンディションではターンが流れやすくなるため、まくりは決まりづらいと言えるでしょう。

逆に干潮時や下げ潮時は水面が安定するため、このコンディションでのレースではモーターの良しあしが勝敗の鍵を握ります。

 

徳山競艇場の予想ポイントは？入着率データからレース傾向を分析【季節別】

徳山競艇場（ボートレース徳山）の予想ポイントは、季節によって変化するので注意しましょう。

*参考：BOAT RACE オフィシャルウェブサイト｜ボートレース場データ

 

春季のコース別入着率からみる予想ポイント（3〜5月）

コース	1着	2着	3着	4着	5着	6着
1	67.1	15.8	6.3	4.3	3.8	2.3
2	12.2	32.5	16.0	16.9	12.2	9.9
3	8.8	23.6	22.2	18.3	16.6	10.1
4	8.4	15.9	25.5	18.7	17.8	13.4
5	3.7	9.2	20.2	24.3	24.6	17.7
6	0.3	3.6	10.9	18.6	25.6	40.7

春季の徳山競艇場は、インコースが断然有利です。

1コースの勝率が67.1％と最も高く、2コースの艇が2着に入る割合も1年で最も高い32.5％です。

ただ春の大潮の時期は1日の干満差が大きくなるため、前半の1～6Rと後半の7～12Rでは水面の状況が変わります。

徳山競艇場に慣れていない選手は、春季のレースのスタートやターンで苦戦するかもしれません。

 

夏季のコース別入着率からみる予想ポイント（6〜8月）

コース	1着	2着	3着	4着	5着	6着
1	65.2	16.7	7.9	5.4	2.6	1.9
2	14.6	27.3	19.2	15.6	14.3	8.8
3	7.5	25.0	24.9	19.9	12.3	10.0
4	8.7	16.9	17.7	23.2	17.7	15.4
5	4.3	11.6	19.7	21.2	24.5	18.4
6	0.6	3.3	11.6	15.9	28.9	39.4

夏季の徳山競艇場も春季と同様、インコースが有利な水面です。

ただし水温が上がる夏場は、モーターの回転率も落ちる時期なので、モーターの性能によってはトップレーサーが1コースからスタートする場合でも苦戦を強いられることが増えるでしょう。

ちなみに徳山競艇場のモーターの交換時期は4月です。交換から2か月がたつとモーターの良しあしがわかり始めるので、この時期のレースを予想する際は、4月以降の各モーターの実績を確認することをおすすめします。

 

秋季のコース別入着率からみる予想ポイント（9〜11月）

コース	1着	2着	3着	4着	5着	6着
1	62.7	15.5	9.9	5.1	3.4	3.0
2	14.6	29.6	19.6	17.1	11.3	7.6
3	9.7	22.4	22.6	17.8	14.9	12.4
4	9.0	18.0	20.8	21.2	19.7	11.1
5	4.4	12.1	17.2	18.7	27.2	20.1
6	0.7	3.7	11.2	21.5	23.9	38.7

秋季の徳山競艇場でも1コースの勝率が60％を超え、イン有利の傾向が見られます。

ただし春季同様に1日の干満差が大きくなるため、1日で2レースに出場する選手は水面上の違いから苦戦する可能性があります。

このような選手は、同じような潮位で出走した成績を見るとよいでしょう。

秋季はインコースの選手に加え、この地を走り慣れている選手を中心に予想を組み立てるのがおすすめです。

 

冬季のコース別入着率からみる予想ポイント（12〜2月）

コース	1着	2着	3着	4着	5着	6着
1	56.8	20.1	7.6	6.2	5.4	3.5
2	14.3	30.0	19.2	15.6	10.9	9.7
3	11.2	16.7	22.6	21.5	16.8	10.9
4	9.0	18.9	22.4	18.9	16.1	14.4
5	7.6	10.3	18.5	19.8	23.7	19.8
6	2.0	5.2	10.8	19.3	27.3	35.1

徳山競艇場の冬季は、1コースの勝率が最も低い時期です。

1マーク付近で吹きつける横風によってターンが流れやすくなることも、1コースの勝率が下がる一因として考えられるでしょう。

それでも、実力のある選手が1号艇から出走する場合には、インコースからの逃げを確実に決めることも多い時期です。

 

徳山競艇場を得意とする選手を2名紹介

徳山競艇場（ボートレース徳山）がある山口支部に所属するレーサーのうち、この地に強い2選手を紹介します。

• 白井英治
• 寺田祥

 

【関門のホワイトシャーク】白井英治選手

徳山競艇場に強い選手の1人目は、白井英治（しらいえいじ）選手です。

白井選手は山口県美祢市出身の1976年10月15日生まれ。2023年1月現在でA1級に所属しており、2022年には1億8739万4457円を獲得して賞金王に輝きました。

白井選手はターンの鋭さで名をはせた選手で、“関門のホワイトシャーク”という異名が付けられています。

白井選手がトップで最初のターンマークを回ると、他の選手がつけいる隙はないと言われているほどです。インコースから出走するレースでは確実に舟券に絡んでくるでしょう。

 

【冷静かつ強気なレース運び】寺田祥選手

徳山競艇場に強い選手の2人目に紹介するのは、寺田祥（てらだしょう）選手です。

1978年9月20日生まれの寺田選手は、山口県岩国市の出身。2023年1月現在でA1級に所属しています。

寺田選手はフライングなどのスタート事故が少ないことで有名です。2004年以降の約18年の間で3回（フライング2回、出遅れ1回）しか、スタート事故を起こしていません。

そして寺田選手は、4コースからスタートするレースで最も早いスタートを決めています。スタート事故の少ない寺田選手が、4コースから進入する際は要注目です。

 

徳山競艇場のライブ中継やリプレイの確認方法

徳山競艇場（ボートレース徳山）のライブ中継やリプレイは『公式サイト：BOAT RACE BB』で確認できます。

 

徳山競艇場の所在地は？アクセス方法を紹介【車・電車・無料タクシー】

徳山競艇場（ボートレース徳山）の所在地は、〒745-0802山口県周南市大字栗屋1033です。

 

 

朝から迫力あるボートレースを楽しめる徳山競艇場へ行こう

徳山競艇場（ボートレース徳山）は瀬戸内海と山々に囲まれた自然豊かな競艇場です。

また徳山競艇場はモーニングレースを実施しており、午前8時半からボートレースを楽しむことができるのも魅力。

観覧できるエリアもバリエーションがあり、2階観覧席から大パノラマでレースを観覧できる一般席の他に、女性専用シートやオープンデッキからもボートレースの迫力を味わうことができます。

瀬戸内の魅力を存分に味わうことができる徳山競艇場へ、あなたもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか？