【風の攻略がカギ】浜名湖競艇場の水面の特徴や予想ポイントを解説！

浜名湖競艇場は日本一の水面の広さを誇る競艇場です。

浜名湖は比較的走りやすい競艇場だと言われていますが、季節によって風の影響が違うため予想が簡単ではありません。

そこで今回は、浜名湖競艇場の水面の特徴や季節ごとの予想ポイントまで詳しく解説します。

本記事を最後まで読んでいただくことで浜名湖の特徴を理解することができ、勝率アップに繋がりますので是非ともお見逃しなく！

 

浜名湖競艇場の水面とコースの特徴は？

浜名湖競艇場の水質は「汽水」と言って、淡水と海水が混ざった水質です。

この汽水水面は競艇場ごとに特徴が異なるため一般的に難水面だと言われています。

しかし、浜名湖競艇場の水面は日本一広いコースとなっているため、遠征組でも本領を発揮しやすく走りやすい水面だと言われています。

浜名湖競艇場は海水も混ざっているため、潮の満ち引きがあります。

これはスタートタイミングに大きく関わるため、午前と午後の水面高さを必ずチェックしましょう。

引用元：BOAT RACE オフィシャルウェブサイト｜ボートレース場データ

浜名湖はピットと2マークまでの距離が152.8mと長く、「前づけ」しても助走距離を保てるため進入隊形が乱れやすいです。

なので、ピット離れが悪いと前づけされやすいのでスタート展示からチェックしておきましょう。

1マークから防波装置までの距離も126mと、非常に広いためスピード戦のレース展開が多いと言えるのです。

 

各コースの入着率・枠番別コース取得率と予想のポイント【季節別】

浜名湖競艇場はコースの広さの影響で風を遮るものがなく、艇が風の抵抗を受けやすい傾向があります。季節によっても異なり、夏は向かい風、冬は追い風が吹くことが多くなります。

風速5m以上だと高い確率でレースに影響を与えるので、季節ごとの風の特徴を抑える必要があります。特に「向き」と「風速」は必ずチェックするようにしましょう。

*参考：BOAT RACE オフィシャルウェブサイト｜ボートレース場データ

 

春季のコース別入着率からみる予想ポイント（3〜5月）

コース	1着	2着	3着	4着	5着	6着
1	50.3	17.4	10.5	9.6	7.5	4.4
2	16.3	24.7	16.5	14.6	14.0	13.7
3	14.8	20.4	18.1	17.5	15.6	13.4
4	11.3	21.4	18.8	16.9	16.6	14.6
5	5.1	11.8	22.1	24.1	21.0	15.7
6	3.4	5.1	15.0	18.2	25.1	32.9

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（集計期間：2022/03/01～2022/05/31, 単位：％）

春季の浜名湖競艇場は季節風が吹き荒れ、スタートが難しくなります。風は日によって変わり、向かい風になることもあるため1コースの1着率は50.3%と年間を通して最も低い数値です。

浜名湖競艇場のモーターは、毎年4月に入れ替えが行われます。

データが取れているモーターなら性能や特徴がわかりやすいですが、4月のモーター入れ替え直後の時期は十分なデータがなく予想がしにくくなります。 

 

夏季のコース別入着率からみる予想ポイント（6〜8月）

コース	1着	2着	3着	4着	5着	6着
1	52.8	18.7	9.2	8.2	5.8	5.0
2	15.5	21.9	16.5	16.7	15.5	13.6
3	13.8	19.0	20.5	19.9	13.8	12.7
4	10.0	18.3	19.0	19.0	17.2	16.2
5	6.4	16.5	21.0	18.6	22.5	14.8
6	2.4	6.6	14.9	18.7	24.8	32.4

（集計期間：2022/06/01～2022/08/31, 単位：％）

浜名湖の夏季は「向かい風」が吹きます。

向かい風だと、スロー発進の選手が遅くなり、ダッシュ勢が有利になります。

 

秋季のコース別入着率からみる予想ポイント（9〜11月）

コース	1着	2着	3着	4着	5着	6着
1	58.7	14.2	7.4	6.8	6.4	6.2
2	11.6	27.7	17.6	16.6	13.2	13.0
3	15.6	23.4	17.8	15.6	18.3	9.0
4	9.0	17.8	20.9	21.7	16.6	13.8
5	5.2	13.5	23.6	20.3	18.3	18.7
6	0.7	4.5	13.9	20.1	26.8	33.6

（集計期間：2021/09/01～2021/11/30, 単位：％）

秋季の浜名湖競艇場は荒れることもなく、水面が広いので1マークのスピード戦になる展開が多いです。

スタートが決まれば、そのまま「全速捲り」で勝負を決めやすくなります。

気温の低下に伴うモーターの回転数の上昇もあって、1コースの1着率は58.7と1年間で最も高くなります。

スピード戦ではモーターの性能が特に重要になってきます。
モーターの2連率が高く、展示タイムも良ければ予想の評価を上げても良いです。 

 

冬季のコース別入着率からみる予想ポイント（12〜2月）

コース	1着	2着	3着	4着	5着	6着
1	56.4	18.0	10.1	6.1	4.3	4.9
2	13.7	28.8	18.2	14.4	13.9	10.8
3	14.5	20.8	18.9	18.2	16.1	11.2
4	7.7	16.0	23.0	20.9	18.1	13.9
5	7.0	12.8	16.6	21.1	22.1	20.0
6	1.7	4.7	14.3	20.3	25.8	32.8

（集計期間：2021/12/01～2022/02/28, 単位：％）

浜名湖の冬季は、夏季と逆で「追い風」です。強い追い風になることもあり、安定板を装着したレースが増えます。

水面が荒れれば、パワーのあるモーターが有利となります。 

浜名湖競艇場の枠番別コース取得率は？

コース	1着	2着	3着	4着	5着	6着
1	97.8	1.7	0.3	0.0	0.0	0.0
2	1.9	91.8	5.0	0.5	0.0	0.5
3	0.1	2.7	87.0	6.7	2.1	1.1
4	0.0	0.9	4.8	75.5	10.4	8.1
5	0.3	1.1	1.5	11.8	72.6	12.4
6	0.0	2.1	1.1	5.4	14.9	76.3

（集計期間：2022/08/01～2022/10/31　単位：％）

浜名湖の枠なり進入率は全国平均よりも低いため、進入隊形が乱れやすいと言えます。

浜名湖競艇場の地元｜静岡支部が誇る最強選手

浜名湖競艇場では、「静岡支部」の選手の地元水面となります。

今回は静岡支部で活躍する2名の選手をご紹介します。

 

【全国の中でもスタート巧者】菊池孝平 選手

競艇界屈指の知性派でSG・G1の優勝も多く、獲得賞金ランキングでも常に上位にいるトップレーサーです。

そして、菊池孝平選手の武器が「スタート」です。

平均スタートタイムが「0.11」で全国でみても非常に速く、数々のレースで「差し」や「捲り差し」を決めています。

また「菊池孝平」「坪井康晴」「横澤剛治」の3人で「静岡の三羽ガラス」と呼ばれていて、静岡支部だけではなく全国的にも有名な選手です。

 

【静岡の三羽ガラス】坪井康晴 選手

1コースの捌き勝負が得意で、1〜4コースまでの1着率が高い選手です。

記念すべきSG初優勝は、2006年6月に浜名湖競艇場で開催された「グランドチャンピオン決定戦」です。

「浜名湖では負けられない！！」という気持ちが強く、地元に愛されている選手です。

 

浜名湖競艇場のライブ中継やリプレイの確認方法について

浜名湖競艇場のライブ中継やリプレイは【公式サイト：BOAT RACE BB】で確認することができます。

なかなか競艇場まで足を運べないという方や、興奮し熱狂したあのレースをもう一度見たいという方におすすめです。

スマホやPCでも気軽に確認することができるので非常に便利です。

リプレイ映像は、過去6節分まで見ることができるのでコースの特徴を研究してみるのも良いと思います。

 

浜名湖競艇場へのアクセス方法

浜名湖競艇場は静岡県湖西市の浜名湖に位置し、電車・車ともにアクセス良好です。

浜名湖の風を味方に！！

コースが広く水面的にも比較的走りやすい競艇場ですが、夏と冬の風向きが真逆なため季節によってレース結果に大きく影響することがわかりました。

波乱の可能性を秘めた風向きをしっかりと見極めて舟券予想の情報にお役立てください。

季節による風の影響、コースの特徴を理解することが勝率アップに繋がること間違いなしです！