【新田雄史選手のプロフィール】レーススタイルや実績は?

SGや記念レースでの活躍がめまぐるしい新田雄史選手。

道中戦でのライン取りは天才的センスと言われ、勝機が見出せるレースでは積極的に内側のコースを奪いに行く、勝ち気なメンタルが魅力的な選手です。

本記事では、そんな新田雄史選手のプロフィールについて解説します。

編集長

『競艇Picks』で新田雄史選手を1から学ぼう!

 

新田雄史選手プロフィール

  • 名前:新田 雄史(にった ゆうし)
  • 生年月日:1985年2月19日
  • 出身地:三重県松阪市
  • 支部:三重支部
  • 登録期:96期
  • 登録番号:4344
  • デビュー:2005年5月14日
  • 身長:168cm
  • 体重:55kg
  • 血液型:B型
  • 師匠:井口佳典
  • 弟子:中山将

新田雄史選手は、競艇が好きな父親の影響でレーサーを目指しました。

幼い頃から津競艇場に連れて行かれ「お前も選手になれ」と言われながら育てられたそうです。

中学生の頃には将来の進路を『競艇選手』と明確にし、高校を卒業してから2度目の試験でやまと競艇学校に合格しました。

 

新田雄史選手のレーススタイル

新田雄史選手はやまと競艇学校から、ずば抜けて強い選手でした。

96期のリーグ戦勝率はなんと8.48、模擬レースではほぼ1着を獲っていたのではないか?と推測できます。

もちろん96期やまとチャンプにも悠々と輝きますが、実はこの時、新田選手は「デビュー節から優出できるんじゃないか?」と思っていたそうです。

デビューして先輩方と2艇旋回をした際に、考えが甘かったとすぐに分かったそうですが、それでもデビューから11走目には早々と初勝利をあげます。

ただ、この初勝利直後のレースで前を走る艇に突っ込んでしまい転覆。大怪我を負ってしまい緊急搬送され1ヶ月ほど入院したそうです。

この時から「危険な走りをしないようにしよう。」と、クリーンなレースを心がけるようになり、それは今でも変わらないそうです。

実際にこの10年でS1(選手責任の失格)やS2(他艇を妨害・失格)の減点を受けたのは10回のみです。

1年で1回という平均値になるので少ないと言えるでしょう。

 

新田雄史選手のグレードレース優勝実績

2023年2月時点、これまでに新田雄史選手が優勝したグレードレースは下記のとおりです。

  • 2007年9月:浜名湖G3『2007新鋭リーグ戦第16戦 若鮎杯』
  • 2009年10月:びわこG1『開設57周年記念 びわこ大賞』
  • 2013年5月:福岡SG『第40回笹川賞競走』
  • 2016年6月:丸亀G1『京極賞開設64周年記念競走』
  • 2017年12月:住之江SG『第32回グランプリシリーズ戦』
  • 2021年3月:住之江G1『太閤賞競走開設64周年記念』
  • 2021年12月:住之江SG『第36回グランプリシリーズ戦』

新田選手はデビュー後2年でA1級にスピード昇格し、さらにはSG3冠・G1の3つのタイトルを獲得し、トップレーサーの名誉である『ゴールデンレーサー賞』へのメダルをあと1つとしています。

この実績の中で、新田選手自身が「選手人生の中で一番緊張した」と語ったレースは、G1初優勝となった2009年10月のびわこ大賞です。

優勝戦は1号艇と好枠がゆえに「ちゃんと逃げれるかなぁ……」とプレッシャーが大きかったようです。

この優勝戦には、3号艇に師匠である井口佳典選手も乗艇いましたが、容赦無く新田選手の懐にまくり差しのハンドルを入れるという見応えのあるレースでした。

しっかりとした旋回で逃げきった新田選手にレース後「参ったわ」と声をかけた井口選手。

デビュー5年目にして、師匠と肩を並べる強い選手に成長を遂げました。

ミナト

成長スピードに驚きだ〜!

 

新田雄史選手のプライベート

新田雄史選手は2009年に結婚しており、2人の娘さんに恵まれています。

”えれんちゃん”と”しずくちゃん”とお名前もとってもキュート!奥様は一般の方ですが、モデルのように可愛らしい女性です。

そんな奥様の手作りケーキを時折インスタグラムに投稿されていますが「これがまたプロ並の腕前!」とっても美味しそうです。

ケーキに乗せるアイシングクッキーはお子様達も一緒になって作る事もあるそうで、幸せいっぱいな家庭が伺えます。

新田選手のインスタグラムでは他にも、趣味の釣りやゴルフ・大好きな車についての投稿が豊富で、レーサーではない一面を知れます。

ゴルフについては、社会人ゴルフで”内閣総理大臣杯”という全国大会に出場を経験する腕前です。

2020年は見事予選を突破しましたが、本業であるSGボートレースダービーの日程と被ってしまい、決勝戦には参加できなかったそうです。

新田選手のインスタグラムに、この全国大会の出場切符となる中部大会の成績表が投稿されていたので見てみると、なんと菊地孝平選手も出場されていました。山登りも一緒にされていたので公私共にとても仲が良いようですね。

幼い頃から乗り物が好きだった新田選手の愛車はランドクルーザー。「つぶれるまで乗る」と言うほどお気に入りだそうです。

また愛車は1台だけではなく、高級車の代表格と言えるフェラーリも保有しているそうで、新田選手のイメージにピッタリでカッコいいですね。

ちなみに、たった8ヶ月で飽きて売ってしまったという初代フェラーリについては、SG優勝賞金のうち1,500万円を現金で紙袋に入れて買いに行ったそうです。

そして車を購入する時は奥様に相談することもなく、「買ったよ」と事後報告のようです。

ゆい

早速SNSをチェックしてみよう〜!

 

新田雄史選手の成長に目を離すな!

新田雄史選手はやまと競艇学校時代の実力通り、デビュー後メキメキと頭角を表し、SGや記念レースで活躍を続けています。

『自由』という言葉が好きで、枠にとらわれず自分自身をしっかり持つことをモットーにしているそうです。

編集長

大舞台で活躍する深谷知博選手の姿に注目しよう!